霊気紛争が発売されて早2週間。

今回は以前からやってみたかった発売週ドラフト合宿が実現し、なんと24時間ぶっ通しで9回行うという暴挙に及びましたが、おかげさまで結構な経験を積めました。

MOにも実装され、ひたすらシールドリーグを回る日々で、こちらは12,3回ほど。

そんな中でやはり当初の印象(はまさんの生放送でリミテレビューポッドキャストに参加させていただいたとき)とは違うなーという部分が出始めてきたので、自分用のメモも兼ねて書いておきます。

(色々リミテ記事が出てきたので同じようなこと言うだけになるかもしれませんが…)


◆色

第一印象での最強色は緑。

今となっても緑は強いとは思いますが、それに並ぶほど赤の評価が高まりました。

《霊気追跡者/Aether Chaser(AER)》、《チャンドラの革命/Chandra’s Revolution(AER)》、《ショック/Shock(AER)》が強く、他のコモンも軒並み使用に耐えるレベル。一番微妙そうな《世話/Wrangle(AER)》ですらデッキによっては入りそうです。マルチのアンコモンも、赤が絡むカードは外れがありません。

赤と緑が強く、それ以外の色はやや劣るといった印象です。現時点でこの色はやりたくないというのは特に感じていません。


◆キーワード能力

即席や紛争について。

既に色々なところで言われていますが、紛争ははっきり言って弱いです。事前の評価から大きくダウン。

基本的に達成が難しく、手軽に紛争するには《改革派の地図/Renegade Map(AER)》、《枷はずれな成長/Unbridled Growth(AER)》、《罪の自覚/Conviction(STH)》、各種器具などはありますが、そこまで枚数を取れるものでもありません。また、地図と成長以外は起動にマナがかかってしまうため、どうしてもテンポが遅れてしまいます。

特に評価が下がったのは《精緻会の改革派/Countless Gears Renegade(AER)》と《改革派の結集者/Renegade Rallier(AER)》(当初高めに評価していた2枚。《隠れた薬草医/Hidden Herbalists(AER)》や《絹織りの精鋭/Silkweaver Elite(AER)》はもともと低評価でした。)。紛争と書いてあるカードは紛争しなくても使用に耐えうるカードでないと辛いでしょう。

特に低マナのクリーチャーは致命的で、早いターンでは紛争の機会がなく、遅いターンではインパクトが小さすぎます。《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》や《造命物騎兵/Lifecraft Cavalry(AER)》はまだ紛争せずともそこそこの性能ですが、当初の評価よりはだいぶ下がりました。

紛争に全く関与しないという点も、赤の評価が上がった原因と言えそうです。


次に即席ですが、こちらはそれなりに使えるという印象で、事前の評価とそれほど変わらず。

コモンに存在する霊気〇〇サイクルが霊気装置を生み出してくれるので、4マナ以上の即席カードであれば概ね-1コストと考えて良さそうです。霊気〇〇サイクルは特に青、黒、赤は積極的にデッキに入れたいスペックで、緑もまずまず、白は最弱ですが使えないことはないというのも良いところ。

ただし、あまり即席にこだわって微妙なアーティファクトを大量投入するのは良くなく、無理に器具をたくさん入れたり、《夜市の護衛/Night Market Guard(AER)》や《溶接自動機械/Welder Automaton(AER)》が多くデッキに入るのは避けたいです。このあたりのバランスは、自分もまだつかめていません。


◆カード

当初の印象より強く感じた、弱く感じたカードを挙げていきます。


・白

評価↑
《暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle(AER)》
5マナなのに複数あっても嬉しいというのが、想像以上に強かった。

《霊気査閲者/Aether Inspector(AER)》
霊気サイクル最弱の白ですが、デッキに入れてもいいくらいの評価。入れたくないカードからたまには入れるカードに昇格。

《浮遊化改造/Aerial Modification(AER)》
強化オーラは脆さが怖いという懸念があったものの、地上が止まりやすい環境のため飛行が強い。6点寄りと言っていたのが恥ずかしい。

評価↓
《精緻会の改革派/Countless Gears Renegade(AER)》
紛争は弱い。


・青

評価↑
《霊気急襲者/Aether Swooper(AER)》
霊気サイクルは軒並み評価up。サイクル中でも赤と1,2を争う使いやすさ。これも5点とか言ってたのは反省。


・黒

評価↑
《残酷な決断/Cruel Finality(AER)》
あまり入れたくないカードから1枚くらいは入れておきたいカードに昇格。青、黒、赤の霊気サイクルを除去できる。

評価↓
《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》
紛争は弱い②。とはいえ当初の評価が高すぎただけでデッキには入れたい。でも複数はいらないかも。

《枉惑な調達者/Sly Requisitioner(AER)》
なんとなく強そうな気がしてましたが、全然効果誘発しませんでした。紛争さらに弱くしたようなもんだし。


・赤

評価↑
《霊気追跡者/Aether Chaser(AER)》
もともと強そうでしたが、さらに評価up。赤のトップコモン候補。

《暴力の激励/Invigorated Rampage(AER)》
《霊気追跡者/Aether Chaser(AER)》との組み合わせが凶悪。


・緑

評価↑
《たかり猫猿/Scrounging Bandar(AER)》
シナジーの塊。《襲拳会の部隊/Maulfist Squad(KLD)》、《造命師の贈り物/Lifecrafter’s Gift(AER)》などとも相性が良い。《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》との組み合わせはコンボと言えるレベル。紛争もできるけどあんまり狙わないほうがよさそう。

評価↓
《霊気流の豹/Aetherstream Leopard(AER)》
やたら高評価してしまってましたが、ちゃんとエネルギーデッキを組まないと、1回だけ4/3で殴れる2/3にしかならず(当たり前)。それでも決して弱くはないですが、そこまで早く取るカードでもないかなと。


・マルチ

評価↑
《異端の飛行機械職人/Maverick Thopterist(AER)》
強すぎる。初手でも取りたい。

《改革派の車輪職人/Renegade Wheelsmith(AER)》
《ゴブリンの踵裂き/Goblin Heelcutter(FRF)》がリミテで弱いわけがなかった。

《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》
ここから黒緑に参入したくなるレベルのカード。カラデシュの亢進サイクルとの相性がお化け。2マナのマルチカードはあまり使いたくないと、若干低めに評価してしまってましたが、とんでもなかった。

評価↓
《改革派の結集者/Renegade Rallier(AER)》
紛争は(ry


・アーティファクト

評価↓
《溶接自動機械/Welder Automaton(AER)》
霊気装置がよく出てくるので、タフ1は回避能力がないと殴りに行けず…システムクリーチャーとしては悪くないですが、こいつをかき集めて2マナを埋めた即席デッキなんかを作ると、悲しいことになりがち。


以上、霊気紛争雑感でした。


こんなの書いてないで、早くSSSC書かないと記憶がだんだん…

書かないとと思うと筆が止まる奴です()

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